2月
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映画『TIME』を見てきた。予告編がおもしろかったので期待していたのだが、騙された…。 そういえば、稲葉さんが以下のようなことを言ってたことを思いだす。
映画見に行くたびに思うのですが、映画館で予告編みるのかなり好きなので2時間ひたすら予告編を上映してくれるところとかないかな。
— Kazuhiro Inabaさん (@kinaba) 2月 5, 2012
編集によって物語の濃度の高い部分だけ抽出する、というやり方は映画の予告編に限った話じゃない。 例えば、以下のような名言だってそうだ。
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず
「学問のすゝめ」(福沢諭吉) より
で、こういうインパクトのある部分を切り取った編集をすると、誤った情報として伝わる可能性が出てくる。 TIMEが全然面白くないのに面白く見えたりするし、名言は本来の文章の意味からかけ離れてしまう。
でも実はこれ、後にこんな言葉が続いていたんです。(※斜線部原文より引用)
されども今、広くこの人間世界を見渡すに、賢き人あり、愚かなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様、雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや。ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり。 「学問のすゝめ」1872年/福沢諭吉
えーと、つまりこれは勉強しまくって勝ち組に入れっていうことですか?
「天才は1%のひらめきと99%の努力」は大うそ!? 名言の誤解(2010/02/20) | コブス横丁 | COBSキャリア
といって、特に落ちはないのだけど、切り取り方によって元のコンテンツのレベルをひょいと超えてしまうのは面白いなぁと思う。
『映画もまた編集である』をそろそろ読まないと…。